【この記事の概要】
「経営者の考え=社員=売場=商品=お客様」をつなげるリーダーシップ』
私、佐藤勝人は両親が1964年に創業したカメラ店を1988年に継いで業態転換し、現場叩き上げにして現在進行形の“実践派経営コンサルタント”として活躍中です。ありとあらゆる業種業態の中小企業を対象に、大手企業や巨大チェーンに勝つ経営戦略と「経営者の考え=社員=売場=商品=お客様」をつなげる「リーダーシップ」を今回のテーマにして、店長さんや経営幹部クラスの人たちがいかに現場で、あるいは組織などで、どうすればリーダーシップを発揮できるか。そのための考え方や実践のヒントをお伝えします。
この記事の目次
1.私たちが思い描いているリーダーとは何だ?
「リーダーシップを発揮できるか。そのための考え方や実践のヒントを皆さんにお伝えしようと思います」
今の日本は両者の融合が進んでいる過渡期の状態です。言い換えれば、両者がごっちゃになって訳が分からなくなっています。それは、リーダーのイメージが迷走していることにあります。皆さんがいかにリーダーシップを発揮……
2.リーダーシップを発揮するリーダーの条件
リーダーシップを発揮しようとする際に「ありがちな問題を知る」
アッという間に陳腐化してしまう情報、物や者。「あの時は○○だった」が通じない時代。そして、ネットワーク化がますます進む未来社会 「Society5.0」において、情報も機械もあなたもアッという間に陳腐化。今に適応するために、リーダーシップ発揮時のありがちな問題……
3.身内意識が生む弊害
リーダーシップを発揮しようとする際にありがちな問題「身内意識が生む弊害」
身内意識が生む弊害は、人の成長を阻害するだけでなく、会社にとっても部下本人にとっても悪い影響しか生まれません。そして、身内意識に起因する悪い影響の典型がこれ。隠ぺいです。問題解決において現実は正論だけで矯正できるほど単純ではなく、リーダーは正論の限界を踏まえる……
4.失敗例からヒントを探ろう
「今回、紹介するのはいずれも現場の失敗談です(笑)」
共感することや、いろいろ驚くというか、新鮮に感じるエピソードが出てくると思います。その時は「どの業界も大変なんだなぁ」というぐらいの感じで、温かい目で見守ってあげてください(笑)。良いところは見習って、悪いところは自分の戒めのヒントに……
5.店舗経営最前線『経営問答』
店舗経営の最前線で経営者と同じ土俵に立って経営を任されている店長との『経営問答』
店長を取り巻く環境や人間模様は刻々と変化します。その変化に店長としてどのようなリーダーシップを発揮したら良いか?リーダーが「押し付け」をしたり、「私が一番偉い」という態度をすると、組織がオカシクなる。「部下から尊敬されない。認められない上司」や「人を動かせない店長と動かせる店長」の違い……
6.令和時代のリーダーシップとは何か
「リーダーシップとは何か。それも昔ながらのじゃなく、今の時代のリーダーシップとは何か」
前回まで「リーダー論」については語ってきたけども、「リーダーシップ」とはそもそもどういうものかについては語ってこなかったことに、今更ながら気が付きました(笑)。また、マネジメントとリーダーシップの混同もよくありがちな……
7.令和時代のリーダーシップで経営課題を解決する
「ビジョンの実現に向け問題になる部分を解消する」
リーダーはその問題が業務上のものなのか、チームとしてのものなのか、個人のそれなのかを見極めることが必要です。問題を切り分けないままだと、対処できるものもできなくなります。案外ここをごっちゃにしたままの人は多いので気を付けましょう。リーダーシップとは「そういうお仕事」でリーダーシップはマネジメントとは違う……
8.令和時代のリーダーシップの原則とその本質
「かつて男性は一家の大黒柱。女性は女房、支え役で寿退社の昭和時代と現代のリーダーシップあり方」
今回は、リーダーシップの原則の実践により、本質にたどり着くことについて一緒に考えましょう。基本的なリーダーシップの実践から見えてくることは、進むべき方向を示し、相手を受け入れ、それぞれの立場、責任や考えを把握し調整して、導いて前進することが……
9.あなたの部下は「なぜ受け身、指示待ちになってしまうのか」
「うちの社員は言われたことしかやらない。言われる前にとか、言われた以上にとか、動けるようにならんもんかな」
実は、リーダーシップは店長やスーパーバイザー(SV)らの管理職じゃないと発揮できないわけではありません。リーダーシップはリーダーの専売特許ではないんです。立教大学の日向野幹也教授のリーダーシップ学術研究においても、「リーダーシップとはリーダー以外のメンバーも自発的主体的に発揮可能なものである*」という説が今は主流……
10.仕事を円滑にし、人間関係をスムーズする部下とのコミュニケーション
実践的リーダーシップ論:コミュニケーションの極意
リーダーシップに不可欠なコミュニケーション。この記事では、雑談とコミュニケーションの違いやそれぞれの役割、目的を詳しく解説します。部下との円滑な人間関係を築き、仕事をスムーズに進めるためのリーダーとしてのコミュニケーション術を……
11.部下とのコミュニケーションを円滑にする方法|客観視する
コミュニケーションでは、客観的な事実に基づいた情報が不可欠です。主観や感情が混じると、話が複雑になりがちです。
最新の事実情報を十分に集め、特に重要な部分は自ら調べることが大切です。他人の話だけに頼ると、言葉や認識のズレが生じ、コミュニケーションが成り立たないこともあります。他人の意見に流されやすい人は特に……
12.部下とのコミュニケーションを円滑にする方法|傾聴する
部下との円滑なコミュニケーションには、ただ聞くだけでなく「傾聴」が不可欠です。
私たちは往々にして、聞いているつもりで実際は聞けていないもの。部下の話を感想、意見、事実に区分けし、特に事実を深掘りする意識が重要です。本記事では、部下の自己防衛本能を刺激しない「傾聴の肝」を解説し、コミュニケーションを……
13.部下とのコミュニケーションを円滑にする方法|認める
部下との円滑なコミュニケーションには、信頼関係の構築が不可欠です。
部下は上司に対し「認められたい」という承認欲求を抱いています。上司はそれを理解し、役職や役割の違いを認識した上で部下の働きかけを受け止めましょう。そうすることで、部下は上司の意図を正しく理解し、やがて……
14.部下がついてくるリーダーシップ|信頼と成果を生むリーダーの条件/信頼を失うリーダーの特徴
「パワハラと言われたくない…」。正直、余計なことはしたくない。
求められるリーダーシップは、もはやトップダウン型ではありません。この記事では、少数精鋭チームを成功に導く「能力」「人間性」「一貫性」という3つの重要要素を徹底解説。部下はリーダーの言動を注視し、それによって信頼や行動を……
15.令和のリーダーに不可欠な共感力|部下を動かす「共感」の極意
現代のリーダーに不可欠な「共感力」
令和のリーダーシップには、能力・人間性・一貫性に加え、コミュニケーション力が不可欠です。部下に「愛情」を感じさせる表現力が鍵ですが、苦手でも「共感」を示すことで「理解されている」と伝わります。共感は甘やかしではなく……